エジプシャンタロット・スタンダード
「ライダー」「マルセイユ」「トート」と並ぶ、4番目の「エジプト版タロット」
「エジプト版タロット」とは、18世紀後半のフランスで誕生したタロットカードの潮流に基づくものの総称です。
一般的にタロットというと、「ライダー版タロット」「マルセイユ版タロット」「トート版タロット」が有名とされますが、18世紀のフランスで誕生した「エジプト版タロット」は「古代エジプトには秘密の叡智があった」という思想とも結びつき、大きなブームとなりました。
エジプト神話や象徴をモチーフにした斬新なイラスト、ヒエログリフ(象形文字)などをあしらったカード構成、エジプト美術を彷彿とさせる美しいデザインなど、数多くのタロットユーザーを魅了してきました。
とはいえ、タロットの定番とされる「ライダー版」よりも長い歴史をもちながら、「エジプト版タロット」の認知度はさして高いとはいえません。現在でも、海外のタロットカード出版社からいくつかのカードが発売されていますが、「単にエジプト風のイラストで描かれたタロット」ととらえているユーザーが多い現状は、残念ながら否定することはできません。
その理由の一つには、「エジプト版タロット」についての正確な情報が伝えられてこなかったことがあげられるでしょう。「ライダー版」や「マルセイユ版」とは一線を画す使い方をするデッキにもかかわらず、その事実が正確に伝わっていないのです。
本カードは、そのような「エジプト版タロット」を20年にわたって研究、実践を積み重ねてきた著者が、フランスで生まれた伝統を忠実に踏まえしながら、現代に復刊したオリジナルカード(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚)です。
・日本人研究者が制作したオリジナルデッキですので、翻訳などの分かりにくさに迷うことがありません。「エジプト版タロット」特有の名称にも、無理なく取り組むことができます。
・大アルカナ(22枚)の意味合いは、カードに付属しているキーワード表で確認できます。(なお、「ライダー版タロット」などの解説書をベースに解釈してしまうのは、「エジプト版タロット」の魅力を半減させてしまうことになりかねません)
・小アルカナ(78枚)の意味合いは、カードに直接記載されています。(「正位置のみの方法」と「正位置と逆位置を採る方法」の両パターンが記載されています。)
・それぞれのカードに対応した「占星術記号」「数字」「アルファベット」が各々のカードにデザインされています。そのため、「覚えなくてはいけない」「調べないといけない」というストレスから解放され、リーディングに集中することができます。
・カードの視認性にこだわり、大アルカナは純白を、小アルカナはスートごとに異なる鮮やかな色づかいを採用しております。そのため、感覚的にリーディングがしやすく、SNSなどでの写真映えも抜群です。
「ライダー版」でも「マルセイユ版」などの“定番タロット”にはないタロットカードの魅力は、タロット初心者の方から、プロとして活動されている方まで、使う人を選びません。ただ、特に以下の方にはおススメです。
・「ライダー版」や「マルセイユ版」、「トート版」ではないタロットを使ってみたい
・タロットの世界をさらに深めていきたい
・エジプト文明に興味がある
・いままでにはない占術を取り入れたい
「ライダー版」「マルセイユ版」「トート版」と並ぶ、「200年以上にわたって伝わるエジプト版タロット」は、いわば「4番目のタロット」。その魅力と叡知を存分に感じていただけるデッキです。
※なお、『エジプシャンタロット』の詳しい解説書として『エジプトタロットの世界』(株式会社東洋書院刊、黒田聖光著)をあわせてお読みいただくと、本デッキの背景や象徴をより深く理解でき、占いの精度も高まります。
著者名 | 黒田 聖光 |
---|---|
区分 ※ | 01 |
定価 | ¥4,950 (税込) |
掛率後価格 | 取引店のみ表示 |
![]() |
![]() |
※区分01の商品は数量により掛率後価格が変動します。
内容:
カード78枚
「大アルカナ」キーワード表、専用ポーチ(「幸運の印」が描かれたコイン(硬貨1)をあしらった、シャンパンカラーのポーチ)
パッケージサイズ:H142×W100×D30[mm]
カードサイズ:H120×W66[mm]
箱: 専用ポーチ
本体重量:約200g (箱を含めて約280g)
カード加工:グロスPP加工
著者:黒田 聖光(クリエイターズオリジナル)
著者
黒田 聖光(くろだ せいこう)
見えない気の流れを知りたい思いから占いの勉強を始め、1999年からプロとして活動。個人の運勢相談、占い講座講師、ネットコンテンツ『占星数秘術』など多岐に渡る。
著書はとして、「エジプシャン版タロット」研究の集大成となる一冊『エジプトタロットの世界』(東洋書院)がある。
他に訳書として、『カルトゥーシュカードの使い方』(著:マリー・ホープ著)、監修・共著として『週刊占いの世界』(アシェット・コレクションズ・ジャパン、エジプトタロット、エッティラタロットなどを担当)『占い大全 卜占』(成美堂出版、ジオマンシーを担当)、など幅広い分野での活動を展開している。
いつか占いの先にあるものにたどり着けるよう日々研鑽中。